2011年12月12日月曜日

2年前の新商品は、もう古い!?

今日は千葉市にある株式会社LIXIL(リクシル)の「千葉ショールーム」に行って来ました。同社は今年1月、住宅設備や建材事業をしているトステム、INAX、新日軽、サンウエーブ工業(製造部門を除く)、東洋エクステリアが統合した会社です。お客様の役に立てるよう私自身が設備の最前線を勉強するとともに、「よみカル」2012年春号に載せる記事の材料探しが目的でした。

例えばキッチンでは、水道の蛇口がシンクから直角に立っていて、しかも付け根に細い溝があったりして、汚れやすく、掃除もしにくいのが悩みです。ショールームには、蛇口とシンクの接続部が直角ではなく、根元がスカートをはかせたような曲面になっている製品がありました。これだと汚れが付きにくいし、掃除もしやすいですね。

トイレの節水も進んでいました。以前と比べ、水量を4分の1強まで減らす製品も登場しています。これはもはや「節水」ではなく、「超節水」と名付けられていました。また、風呂場のドアはゴムのパッキンにカビが出たり、換気口のガラリにホコリがたまったりするものですが、パッキンを使わなかったりすることで、難問を見事に乗り越えた製品もありました。

他社のショールームでも感じることですが、住宅設備の細かなあれこれは、日々、改善と進歩が進んでいます。「そこまで、やるのか」と、唸ってしまうこともあるほどで、技術者のご苦労がしのばれます。2年前というより、1年前だって、はるか昔、といったところです。

さて、本日の成果が「よみカル」の次号にどう生かせるか...
お楽しみに!

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